Googleトレンドの検索キーワードから、集客のヒントをみつけよう!

ホームページのサポート業務をしていると、専門家が使う表現と、一般の人が検索で使う言葉の違いを感じることがよくあります。

せっかくホームページやブログで情報発信をするのならば、少しでも多くのお客さま候補に、記事を読んでもらいたいですよね。

当然ながら、アクセス数を増やすためには、お客さまが検索窓に打ち込むキーワードを使って、ホームページやブログの文章を書いておく必要があります。もちろん記事タイトルもキーワードを意識したい(≧∇≦)

でも・・・・・・お客様が、検索窓に打ち込むキーワードなんてどうやって調べればいいの?と思ったあなたに、とっておきの方法をお伝えします。

それが「Googleトレンド」です!

この記事では、インターネットにつながっていれば、無料で人気の検索キーワードを知ることができるとても便利なGoogleトレンドの使い方の紹介をしていきます。

Googleトレンドとは

Googleトレンドとは、今流行している検索キーワードがわかる無料ツールです。

検索エンジンのGoogleで検索されるキーワードの「検索ボリューム」がわかる、無料かつ登録不要なとても便利なツールです。

キーワードの人気度や過去からの推移、季節の変動、市場の動向を探ることもできます。

Googleトレンドの機能

Googleトレンドでは、気になるキーワードを最大5つまでを同時に比較することができます。
比較するときに、国や期間、カテゴリ、検索の種類などの「比較条件」を変更することで、より詳細にキーワードの変化を分析することができます。

キーワードが検索されている地域(県)や、組み合わせて検索されたキーワードもわかりますし、
最近急上昇したキーワードや、年ごとの人気キーワードのランキングもわかります。
特定のキーワードの情報をGoogleアカウントに登録してあるメールで受け取ることもできます。(←また後日記事にしますね)

Googleトレンドで気になるキーワードを調べてみよう

では、Googleトレンドの使い方を紹介します。
検索エンジンで「Googleトレンド」と検索して、Googleトレンドのトップページ(https://trends.google.co.jp/)が表示すると、検索窓がでます。
ここに、調べたいキーワードを入力するだけ!! 簡単でしょ??

Googleトレンドの画面:まずは調べたいキーワードを入力する

2020年10月に映画が封切られ、現在大ヒット中の「鬼滅の刃」を調べてみます。
公開16日目で、観客動員数1000万人を突破し、「どこまで記録が伸びるのか?」と世界中で話題になっています。(2020年10月31日時点)すでに、2回目を見に行った友人も!(^^)!

下の画面では、日本国内での直近1年の検索キーワードの人気度が青色の折れ線グラフで表示されていますが、
国名、比較する期間、カテゴリ、検索の種類が変更できます。
2004年からの推移が見られますので、いつ人気があったかなど長い期間で比べたい場合は、2004年からの推移や、直近5年など、適宜調整して、キーワードの人気度の推移を見てみましょう。

折れ線グラフの単位ですが、調べる期間内で一番多い時を100とした、0~100までの相対値です。
※あくまで、検索数の相対値なので、ホームページへのアクセス数ではないのでご注意ください。

Googleトレンドで「鬼滅の刃」を調べてみた(2020年10月31日時点)

人気漫画「ワンピース(ONE PIECE)」と「鬼滅の刃」の人気度を比較してみた!

検索キーワードの人気度を、こちらも大人気の少年漫画「ワンピース(ONE PIECE)」と比べてみました。
・期間:過去5年間
・カテゴリ:アート、エンターテイメント

複数のキーワードを比較する場合は、比較対象キーワードの選び方、カテゴリや期間の絞り方がポイントで、
どんな人がどういう目的で検索しているかを考えるとマーケティングにもかなり役立ちますよ。

5年前から、ほぼ横ばいの「ワンピース」に対して、「鬼滅の刃」2019年の2020年の10月の伸びは、映画の動員数の記録更新のニュースを聞くと、そうだよね~と納得するところですが、皆さんの予想はどうでしょうか?
お菓子をはじめとするコラボ商品も、映画の公開に合わせて、コンビニやスーパーで見かけますよね。

2020年10月20日時点の「ワンピース」と「鬼滅の刃」キーワード比較

実は私、どちらもマンガ読んだこともアニメ見たこともないのですが、
▼鬼滅の刃とワンピースの人気について、詳しく書かれた記事を見つけました!
『鬼滅の刃(きめつのやいば)』はなぜ人気?『ONE PIECE(ワンピース)』を超える異例の売上、大ヒットの理由に迫る

住宅関連キーワードの言い回しの漢字は、どれがいい?

住宅関係のホームページを担当したときに、気になった漢字の使い方の事例です。
「家創り」「家造り」って、かっこいいんだけど、よく検索されているキーワードは、圧倒的に「家づくり」
専門家の人が使う一見かっこいい言葉って、普通の人はあまり使わないあるある!!
記事を書くときに、「あれ?」って違和感を感じたら、ぜひ、ほかの表現や言い回しがないかを調べてみてください。
ちなみに、その時の社内ウェブ担当の方は、「家創り」押しでした(;^ω^)

美容院探すときって、どう探す?「ヘアサロン」「美容室」「美容院」「理容室」

美容関係のホームページをサポートしたとき、
ページ内に「ヘアサロン」という言葉しか使われていなかったのですが、
Googleトレンドで、比較してみると、「美容室」か「美容院」が、多いんですよね。
なので、ページタイトルや記事内に「ヘアサロン」だけでなく、ページ内に美容院とか、美容室という言葉を使うことをおすすめします。

新しいお店を探すときって、「表参道 美容室」のように、地名と業種で検索しませんか?
美容院に限らず、ページタイトルや記事内には、「地名+業種」を意識して入れておきたいですね。

まとめ

Googleトレンドには、集客のヒントがたくさん。

検索数が伸びているキーワードを今後の商品/サービス開発の参考にしたり、
ブログを書く時、どの言い回し(表現)がいいかのや記事自体の内容などのコンテンツの参考にしたり、
季節商品のPR時期を予測したり、SEO対策やマーケティング戦略のヒントが満載です。

気になる商品/サービスを見つけたら、無料で登録不要のGoogleトレンドで、人気度を調べてみてください(^^♪

参考

▼伝える力【話す・書く】研究所所長/山口拓朗ライティングサロン主宰 山口拓朗さんのYouTube動画に、ゲスト出演させていただきました。
【ゲスト対談】牧野佐智子さん(ネット活用アドバイザー)/アクセスアップを実現するGoogleトレンドの活用法


変化の激しい環境においてマーケターに役立つ Goolge トレンド – Google 広告 ヘルプ

2020/11/8【追記】

鬼滅の刃よりすごいの教えてもらいました! 「妖怪ウォッチ」って、聞いたことあるけどそんなにすごいの??

この記事を書いた人

牧野 佐智子

ネット活用アドバイザー/講師